利益相反マネジメントの方法及び手順 | 名工大 産学官金連携機構
利益相反マネジメントの方法として、本学では自己申告制度による方法とカウンセリングによる方法の2つをとっています。
(1)自己申告制度
利益相反マネジメントの対象者に対して、年に1回、自己申告書の提出を求めています。
自己申告制度による利益相反マネジメントの手順は以下のとおりです。
① | 自己申告書の提出 | 【対象者】 |
② | 自己申告書の結果集計 | 【専門委員会】 |
③ | 必要に応じて対象者へのヒアリングの実施 | 【専門委員会】 |
④ | 利益相反マネジメント委員会への自己申告書の集計結果等の報告 | 【専門委員会】 |
⑤ | 自己申告書集計結果の報告 | 【委員会】 |
⑥ | 学長への審議結果の報告 | 【委員会】 |
⑦ | 対象者への利益相反マネジメント結果通知あるいは勧告 | 【委員会】 |
自己申告制度の実施手順
(2)カウンセリング
対象者が産学官連携活動等を実施する際に生じる疑問を解消するため、随時、カウンセリングを受けることができます。
利益相反に関するカウンセリングを行い、かつ専門委員会等からの助言・指導に基づいて対象者が行動したにもかかわらず、事後においてその行動や行為が問題となった場合には、利益相反マネジメント委員会の審議の際に、当該カウンセリングでの助言・指導の内容を十分に勘案した上で実施され、法人として対象者の保護に努めます。
なお、具体的なカウンセリング実施概要は下記のとおりです。
① 申し込み
■ | 相談者は、研究支援課に申し込みを行ってください。その際『カウンセリングシート』 (様式は以下参照)に必要事項を記入し、提出してください。 |
■ | 研究支援課は、専門委員会委員及び学外カウンセラーと連絡をとり、対応を協議の上、 面会日時を決定し、相談者に通知します。 |
② 対応者
■ | 専門委員会委員 1名 |
■ | 学外カウンセラー(弁護士、公認会計士) |
※ 相談者には、事前に対応者の氏名を通告することとし、その際、相談者は、対応者の変更を求めることができます。 |
③ カウンセリング
■ | カウンセリング対応者及び専門委員会委員等関係者には守秘義務があります。 |
■ | カウンセリングの内容は、報告書に記録されます。 |
■ | カウンセリングの内容は、専門委員会に報告され、その結果、相談者に対し専門委員会等から 助言、指導等が行われることがあります。 |
④ 事務処理等
■ | 対応者は、カウンセリングを行った場合は報告書を作成します。 |
■ | 報告書、カウンセリングシート及びその他関連資料は、研究支援課で秘密書類として保管・管理します。 |
■ | 対応者は、カウンセリングの結果を専門委員会に報告します。専門委員会は、報告を受けて、マネジメントが必要と判断した場合は、対応を審議します。 |
≪カウンセリングシート様式≫